直前まで随時更新 チャールズ国王の戴冠式に関する情報を徹底レポート

ヘンリー王子の滞在時間から判明したゲスト情報までラストスパートでお届け。

state opening of parliament 2022
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いよいよ現地時間5月6日(土)に行われるチャールズ国王の戴冠式。世紀のセレモニーを前に王室も(おそらく)準備の追い込みに入っているけれど、イギリスマスコミもラストスパート! 様々な情報が報じられ、噂や憶測が飛び交っている。そこで戴冠式ギリギリまで関連情報を徹底チェック。公式発表から関係者の証言、イギリスマスコミがかぎつけたジューシーな内部情報まで詳細にレポートする。

※2023年5月4日UPDATE

'let's eat recipes from my kitchen notebook' by tom parker bowles book launch on selfridges rooftop
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ページ・オブ・オナー、大舞台を前に骨折

カミラ王妃の娘ローラ・ロープス(左)の双子の息子の1人、ガス・ロープス、13歳。戴冠式では王妃のローブの裾を持つページ・オブ・オナーを務めることが発表されているが、なんと右腕を骨折してしまった。リハーサルに現れたガスが腕を包帯で吊っていたのが目撃され、明らかになった。休みの日に自転車に乗っていて事故ってしまったという。関係者曰く「ギプスは外れたけれど、釣り包帯をつけていなくてはならない」。でも式には出席し、ページ・オブ・オナーの大役は左腕のみで果たす予定。脚を骨折し松葉杖がないと歩けないなんてことになっていたらせっかくのチャンスがふい。片腕だったのが不幸中の幸いかも。

prince george, princess charlotte and prince louis start lambrook school
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ルイ王子の出席を確認

現地時間5月3日(水)に戴冠式が行われるウェストミンスター寺院でドレスリハーサルが行われた。ウィリアム皇太子&キャサリン皇太子妃、ジョージ王子とシャーロット王女も出席したのだが、ルイ王子の姿も! 5歳になったばかりのルイ王子はまだ小さいことから戴冠式はパス、その後のパレードやバルコニーだけに参加するのではないかという報道もあったけれど、出席することが確認された。昨年のプラチナジュビリーでは元気いっぱいだった王子。今度はどんな姿を見せてくれるのか、楽しみ。

prince harry marries ms meghan markle windsor castle
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妃御用達ブランドのデザイナー、ルイ王子の「ボトムス問題」を語る

ルイ王子の出席が決まった今、改めて注目を集めているのが「ボトムス問題」。イギリスではロイヤルの男の子が長ズボンを履くのは8歳になってから。ルイ王子もこれまで公の場所ではショートパンツを着用している。だから戴冠式でもショートパンツだろうとエチケットの専門家たちは見ている。一方で、戴冠式は極めてフォーマルなので長ズボンなのでは? という声も。放送局「BBC」のある元王室担当レポーターは長ズボン派。「ショートパンツだとフォーマルに見えない」と話している。過去にもそのような例外はあり、ジョージ王子は2018年、4歳のとき長ズボンでヘンリー王子の結婚式に出席した(写真)。(続)

king charles iii celebrates first christmas as monarch with royal family
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そんな中、気になる発言をしたのが子ども服デザイナーのレイチェル・ライリー。ルイ王子がリハーサルに出たことを聞いた彼女は雑誌『ピープル』に式当日の服装について「子どもたちは全員非常にフォーマルな服装をするでしょう」「ジョージ王子はスーツ、シャーロット王女は美しいドレス、ルイ王子はショートパンツだと確信しています」。ちなみにライリーが自分の名前をつけたブランド「レイチェル・ライリー」はシャーロット王女の御用達ブランド。戴冠式のリハーサルでもこのブランドのワンピースを着ていた。つまりキャサリン皇太子妃のお気に入り。そんなライリーが支持したことでショートパンツ派がちょっぴり有利になっている。当日はルイ王子のファッションに要注目。

trooping the colour 2019
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微妙なロイヤル、2人の王女が祝賀ランチに出席

エリザベス女王の孫でチャールズ国王の姪という立派なロイヤルでありつつ、公務にはついていないベアトリス王女とユージェニー王女。しかも父はあのアンドルー王子。ご存知の通り公務引退中である。そのため2人の娘たちがどの程度今回の戴冠式や祝賀行事に関わるのか、さまざまな憶測が飛び交っていた。そんな中、王室がようやく両王女について発表。戴冠式の翌日にイギリス全土で開催されるビッグランチに出席することを明らかにした。

national service of thanksgiving to celebrate the queen's 90th birthday
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ビッグランチとはコミュニティのメンバーや近隣の住民とランチをしながら新たな治世を祝い、同時にお互いのつながりに感謝し理解を深めるイベント。両王女はウィンザーで開催されるビッグランチに参加するという。アンドルー王子への処遇を巡って国王に不満を持っているとか、ヘンリー王子とメーガン妃と親しいことからウィリアム皇太子に反感を抱いているとか、不穏な噂もある2人。内心どう思っているのかはともかく、笑顔で祝ってあげて欲しいもの。

prince harry and meghan markle visit northern ireland
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メーガン妃のお友達ジャーナリストが最後の弁護

アーチー王子の誕生日と重なることから戴冠式を欠席するメーガン妃。主にイギリス国民からは「国王に失礼」「恩知らず」と批判の声が上がっている。そんな中、妃と王子と親しいジャーナリストのオミッド・スコビーが放送局「ITV」のテレビ番組に出演、最後に妃を弁護した。スコビー曰く「妃は戴冠式のストーリーに一歩でも近づけば自分に注目が集まることを自覚している」。平和を守るために欠席するとアピールした。(続)

trooping the colour 2018
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スコビーは、ロイヤルファミリーはチャールズ国王に当たるべきスポットライトが奪われることがなくなるので、妃が来ないことにほっとしているとも。「王子と妃は注目されるときでないときに常に注目されていた。それが最大の問題だった」。ざっくり言えば「私は望んでいないのにスポットライトが当たっちゃう。だから行かない」。事実であったとしても自意識過剰に聞こえなくもない。

prince harry court case enters final day
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ヘンリー王子、まさかの1泊帰国

アメリカから帰国して出席するヘンリー王子。愛息子のアーチー王子が戴冠式当日に4歳の誕生日を迎えるため弾丸旅行になると報じられているが、本当に「弾丸」になるもよう。関係者は「王子は24時間しかイギリスに滞在しない」と新聞「デイリーメール」に語っている。戴冠式は午前11時にスタート、午後2時からパレードが始まる。王子が出席するのはなんと式だけ! 式が終わった1時間後、午後3時には飛行機に乗って帰国の途につく。王室を離脱した王子に王室がパレードやバッキンガム宮殿のバルコニーでの儀礼飛行の観覧に参加を許すのかどうか、注目を集めていたけれど、王子の方からとっとと帰ってしまうよう。ロイヤルファミリーとの時間は一切持たず、まさか一泊で帰ってしまうとは……王子と家族の間にある溝は深い。

official picture released of king charles iii, queen consort and the prince and princess of wales
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ウィリアム皇太子、コンサートで父に捧ぐスピーチを披露?

一方、大忙し&大活躍の週末になるのがウィリアム皇太子。戴冠式で忠誠の誓いを担当するのに続いて翌7日(日)の祝賀コンサートではスピーチをすると見られている。新聞「デイリーミラー」が報じている。報道によると国王を「公と彼が信じる大義に身を捧げた人物」として称賛し「父に幸せをもたらしてくれた王妃にも賛辞を捧げる」という。回顧録『SPARE(原題)』でカミラ王妃を「邪悪」となじったヘンリー王子がコンサートに出席しなくてなにより。

prince harry marries ms meghan markle windsor castle
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ミドルトン家も招かれる

ヘンリー王子(出席)、メーガン妃(欠席)、アンドルー王子の元妻セーラ元妃(招かれない)など王室とごちゃごちゃしている人たちが注目を集める中、これまで出ていなかったのがキャサリン皇太子妃の実家情報。ここにきてようやく皇太子妃の両親マイケル&キャロル・ミドルトン、妹ピッパ・ミドルトン、弟ジェームズ・ミドルトンも国王からの招待状を受け取っていることが明らかになった。新聞「デイリーメール」が報じている。喜ばしいことだが王室との関係が円満すぎてニュースにならないミドルトン家。式ではいつもと変わらぬ笑顔で皇太子妃や孫たちを見守っているはず。

"fortnum mason the cook book" by tom parker bowles launch party
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カミラ王妃の元夫も招待される

今回の戴冠式はエリザベス女王のときと比べてゲスト数がぐっと縮小されている。そんな中、意外な人物が招待されていることが明らかになっている。それはカミラ王妃の元夫、アンドリュー・パーカー・ボウルズ(右から2人目)。カミラ王妃とアンドリューは1995年に別れているけれど、それからも連絡を取り合い、友好的な関係を築いてきたと王妃の友人ランズダウン侯爵夫人が新聞「デイリーメール」に語っている。(続)

the state funeral of queen elizabeth ii
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式典では王妃とパーカー・ボウルズの間に生まれた息子トム・パーカー・ボウルズ(左から2人目)と娘ローラ・ロープスの子どもたち、つまり王妃とアンドリューの孫3人(写真左端&中央の2人)が王妃のローブの裾を持つページ・オブ・オナーを務める。ミドルトン家に続いて、パーカー・ボウルズ家も円満。もしかしてゴタゴタしているのはロイヤルファミリー内部だけ?

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