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「私らしさ」を見つめ直す日食(おひつじ座の新月/2023年4月20日)【Sayaの星よみジャーナル】

連載「Sayaの星占い」で大人気のSayaさんが読みとく、月と星のメッセージ。1カ月の節目にもなる新月&満月のタイミングで見たアドバイスをお届け。4/20のおひつじ座の新月&日食のテーマとは?

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illustration : Keeda Oikawa

【INDEX】
1.家族や友人との時間、好きな学びに人生の豊かさを実感
2.「どうしたいのか」をたぐり寄せ、アイデンティティを確認する
3.【おひつじ座新月のラッキーアクション】「好き」を大切に一歩踏み出して
4.【おひつじ座新月の開運お買い物リスト】鮮やかカラーでアクティブに


1.家族や友人との時間、好きな学びに人生の豊かさを実感

4月20日の午後には、おひつじ座で新月&日食があります。「食」は、日本では見られないときもありますが、今回の日食は、関東から西の一部地域では見られます(部分日食)。

今回の新月がおもしろいのは、3月22日におひつじ座の0度で新月があり、今回はおひつじ座の29度。最終度数で2度目の新月があり、しかも「食」なのです。二重、三重に象徴的な意味が強くなるような、そんなタイミングと考えてもらうといいかもしれません。

サビアンシンボル(12星座360度の1度1度に象徴的な意味があるとする占星術)ではおひつじ座の最終度数は、「アヒル池とひな鳥たち」。1度前は、「天球の音楽」になります。天球の音楽と言えば、惑星が奏でる音楽である占星術の世界。そして、アヒル池は、家族や友人たちとの豊かなつながり、共同体を表しているよう。宇宙のメッセージを受け取りながら、それを周囲の人たちとシェアしていくような、小さなユートピアといったイメージです。

これを書いている今は、東京郊外の、森のなかのホテルに滞在中。世の中でワーケーションと言われるずっと以前から、こういう生活なのですが、東京は私のホームタウンでもあり、連載原稿を執筆しつつ、セッションをして、家族とも会うというステイです。

新刊の『占星術ブックガイド〜星の道の歩き方、アストロロジャーとの対話集』(説話社)でご紹介した書籍の翻訳者さんともお会いすることになりましたし、今回のセッションは、ごく近い方ばかり。家族や友人、親しい人とだけ、くつろいで会う滞在となって、まさに「アヒル池」のシンボルどおりですね。

今は、ホロスコープリーディングだけでなく、蘭のフラワーエッセンス、それに付随したセラピューティックエナジーキネシオロジーのセッションも提供しているのですが、さらにこれらがクラシカルホメオパシーともリンクしているので、そちらの学びも深めているところ。またシュタイナーの学びも少しずつトライしていて、とても人生が豊かになってきた気がします。それもまた「アヒル池」の象意にぴったりな気がしています。

パンデミックもなんとか収束し、リアルで大好きな人たちと会える喜びはひとしおです。ホロスコープやエッセンスのセッションはオンラインでも提供しているのですが、こうしたリアルなセッションの機会も増やしていきたいですね。

2.「どうしたいのか」をたぐり寄せ、アイデンティティを確認する

おひつじ座とは、「セルフ」を表す星座でもあります。パンデミックの3年間で、私たちはみな外界の事象や変化に揺さぶられ、ときに人との交わりを絶たれながら、「自分自身」を見つめ直してきたのではないでしょうかそのうえで、この3月22日から4月20日というひと月は、自分がどうしたいのかをもう一度たぐり寄せるような時間でもありました。

もともと私はライフスタイルのエディターやライターで、ビジュアルムックを作りたいと思っていました。今、「エル デジタル」の版元もアメリカのコングロマリットであるハースト社ですけれども、20代、まだハーストが日本法人を作るずっと前に、日経系列の出版社で、ハースト発行の雑誌の日本版を作っていたこともあります。その後、ドメスティックな媒体も見てみようと流通系の雑誌社で働いてから独立。フリーランスとして20年経ちました。でも、好きで勉強していた占星術の人にたまたまなってしまい、そのうち15年は星占いを書いている。編集長になりたいとは一度も思ったことがないものの、昔の仕事相手や同僚は軒並み、有名雑誌の編集長です。いったい私は何をしているのかな、と自分を見失っていた時期もありました。

でも、このひと月、自分のやりたい占星術やセッション、学び、望んでいるライフスタイルなどを再確認した感じがあるのですね。仕事を始めて、30年近い年月が経った(!)わけなのですが、最近は著者でありながら、編集者でもあるという二刀流的なワーキングスタイルも見えてきました。やっぱり、私は、「世の中の人が幸せになるライフスタイル」を考えたり、そのための情報を伝えたりすることが好きなのです。ようやく一人前になっただけで、まだまだこれからなのかもと思っているところ。この「アイデンティティを確認する」というフェーズがきっとおひつじ座なのです

3.【おひつじ座新月のラッキーアクション】「好き」を大切に一歩踏み出して

LUCKY ACTION 1. 自分にとっての「アヒル池」、所属したいコミュニティのあり様をイメージしてみましょう。まわりにはどんな人たちにいてほしいでしょうか。誰といたら、くつろげるでしょうか。あなたから時間やお金といったエネルギーを搾取せず、尊重してくれるのは誰でしょうか。そういった人たちだけがまわりにいるような日常のために何をしたらいいと思いますか。自分自身を肯定しながら、ふわりと広がる。そんな自由を得るために何をしたらいいのか、書き出してみましょう。小さなことから大きなことまで、ざっと100くらい考えてみるのです。

LUCKY ACTION 2. 自分らしいというのは、何も生まれたままの自分でいることではないですよね。自分の気持ちを大切にしながら、否定されることなく、動けることだと思います。そのうちに、強固なアイデンティティも育っていくのです。今、自分がどうしたいのか、何が好きなのか見えない人でも、興味のあることをほんの少しずつでもやってみることで、きっと何か新しい世界が育っていくはず。初めから仕事にはできなくても、まずは学んでみる。習ってみる。そんなポジティブさを忘れたくないときです。さあ、これから、何を始めたいですか。

4.【おひつじ座新月の開運お買い物リスト】鮮やかカラーでアクティブに

おひつじ座に星が多い頃、好まれるのは原色だと先月もお話ししました。日食後、すぐに太陽はおうし座に入ってしまうのですが、5月17日までは拡大と保護の星・木星がおひつじ座にあることから、まだまだブルーやレッドなど、ハッキリした色が気分です。

jacket
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ボタンやジッパーなどがない、羽織りタイプのジャケットは、鮮やかなブルーがとてもおひつじ座的。ドロップショルダーで短い着丈、襟もとも開襟シャツのようなスタイルなので、カジュアルな感じで着こなせそう。初夏のさわやかな雰囲気に似合いそうな1着です。

ジャケット¥61,600/エブール(エル・ショップ)
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umbrella
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実は、アニマルプリントも、おひつじ座に星がある時期の活発なエネルギーにぴったり。ワンタッチで開閉できる「マッキントッシュ」のこちらの傘は、レオパード柄なうえ、晴雨兼用。全長も58cmと大きめで、男女を問わず、ユニセックスに使えそうです。

折りたたみ傘¥14,300/マッキントッシュ(エル・ショップ)
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brush
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体の部位では頭や顔を象徴するのがおひつじ座。おひつじ座に星がある時期は、ヘッドスパやフェイシャルトリートメントでケアをするのによい時期です。サロンに行くのもよいけれど、「ウカ」のこちらのスカルプブラシでホームケアするのも手。シリコン製で適度な硬さなのも使いやすいですね。

スカルプブラシ¥2,200/ウカ(エル・ショップ)
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