• 2023年上半期の全体運は?「新しい“タイムゾーン”に突入」
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    ~2023年上半期は新しい“タイムゾーン”に突入~

    AUTOMOAI

    「占星術的に大事な年」というテーマで、2020~30年までの10で勝手にランキングをつけたなら、'23年は上位3つに入るくらい重要な一年だと言えそうです。時代の境目とか節目、またはターニングポイントとなるような年というとイメージがつきやすいかもしれませんが、星回りを見るかぎり、'23年はここを境にいろいろなものが変わっていく、変化のトリガーが押される年になるのではと思っています。

     その理由はいくつかありますが、まず3月に冥王星、土星という時代を司る天体がそれぞれ15年ぶり、3年ぶりに部屋をまたぐというものが挙げられます。そしてそれに次いで5月には木星も次の部屋にイングレス。つまり、'23年は上半期だけ見ても木星、土星、冥王星という時代の色を暗示する巨大天体ばかりが部屋を変える、いわば“巨星移動フェス”が起こるときであることがわかります。

     時代の背景を塗り替える天体。それが3つも動くとなれば、当然私たちの生活も新しいスタイルになったり、価値観そのものが新しいタイムゾーン仕様のものになっていったとしても、おかしくないと思うのです。

    価値観が再構築されITをめぐる環境は進化

     この巨星移動フェスですが、一番フォーカスすべきは“冥王星”だと個人的には思っています。なぜなら占星術的には太陽を表の顔とするなら、冥王星は裏の王ともいえそうな超絶パワーを持った天体だからです。

     その超強天体・冥王星が山羊座の部屋から水瓶座の部屋に移り変わることによって時代は急速に前時代的なものに見切りをつけ、新時代的なものにシフトアップが進み、今までのNoがYesになり、その逆もしかりで、価値観が再構築されていくはずです。すでにこの兆候はいろいろなところで出ていますが、今よりもっとマジョリティとマイノリティの間にあった壁が壊されたり、融合・融和していくなど、世界がもっとフラットになっていき、いい意味で世界がならされていくのではと思っています。

     そして、水瓶座といえば最新のテクノロジー、インターネット、仮想空間などを暗示するサインでもありますから、メタバースの世界やNFT、仮想通貨のシステム、プラットフォームなどで大飛躍、または一波乱起きる可能性もあります。

    真ん中=中庸に意識が戻っていく時代。がむしゃらに頑張るのではなく日々の営みを大事に

     
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     冥王星とは“破壊と再生”を司る星。つまり、ただ拡張するだけではなくて、“超回復”をさせるための破壊のスレッジハンマーをたたき込む!みたいなことがあるのが特徴。あるSNSのCEOが変わった瞬間に社員の半数がレイオフされるというまさに痛みを伴う改革が行われたのは記憶にも新しいですが、このように他のIT企業でもなんらかの改革が進められたり、新しいデバイスやアプリ、サービスなどが台頭し、私たちの生活様式が変わるとか、新アプリ自体が一気にシェアを獲得し、新時代のスタンダードになっていくこともあるかもしれません。

    変化のときこそ頑張るより丁寧に暮らしていくこと

     そんな激動の時代を生きる私たちですが、基本的にこういうときには「丁寧に暮らしていく」ことがベストかと思っています。今は“真ん中”に意識が戻っていく時代。真ん中というのは中庸であり、過不足のない状態のこと。つまり、“がむしゃらに頑張ってしまう”と変な偏りが生じて、むしろ時代の潮流と逆にいってしまう、そんなリスクをはらむように思います。「日々の営みを大事にする」とは実は言うはやすし。特に最前線で頑張っている人ほど無理をしてしまいがちですが、今季は特に“反動が出やすいときでもある”のでしっかりと休みながら、自分のペースを守りながら生活してほしいです。例えば“ながら食い”をやめる、寝る前のスマホをやめる……というように、自分の生活習慣を見直して、自分のプライベートライフも“中庸”に戻すことをおすすめします。

     また、'23年の上半期は“ひな型が壊れる”というタイミングなので、仕事だけでなく、愛の形も豊かさの形も、いろいろなものが旧来の型から離れ、“多様性にあふれる”ようになっていくはずです。従来型の結婚もあり、ポリアモリーもあり、まだ今は認知されていない愛の形なども広がっていくかもしれません。

     さらに、'23年4月からデジタルマネーで給与の支払いが可能になることが話題になりましたが、金融・資産にまつわるシステムや制度など、今まで〝不可侵〞だったところにも変化の風が吹いていくことになると思います。

    思い込みを手放して自分にも他人にも“赦し”を

     

     また'23年は、あえて言うなら“赦し”と“受容”の年でもあると思っています。例えばですが、頑張っているときに隣が上手に休んだりすると、“休むなんてけしからん”とか、ついひがみっぽいことを言ってしまったりすることもあります。でも、自分が頑張っている、耐えられているからといってそれを人にも強要するのは違いますし、なんなら自分もその頑張りをやめてみたら、一気に肩の力が抜けて楽になる!なんていうこともあるかもしれません。

     自分たちがみんなで支えていると思っている巨大な存在。それがなんでも構わないのですが、みんなで神みこし輿を担いでいるような状況から手を離してみたら、自分が抜けた分の負担をみんなにかけると思うかもしれませんが、なんてことはなく、神輿は全員が手を離しても“浮かんでいる”のです。その現実に気づいたら、歯を食いしばって神輿を担いでいたことがばからしくなったりもするかもしれませんが、とても“大事な気づき”だとは思いませんか?

     '23年の上半期は、“この世界にかけられている魔法”に気づくとき。それに気づいた人から、“赦し”を自分にも他者にも出すことができる非常に重要な時間。一体私たちは何を手放し、何を許していくのでしょうか。答えはきっと'24年の春ごろに、明らかになっているでしょう。


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